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鉛筆とともに欠かせないものとなった消しゴム。みなさんは作り方を知っていますか?これを読んでくれている人のなかには「自分で作ったことがあるよ」という人もいるかもしれませんね。ここでは、工場や家庭での消しゴムの作り方を紹介していくことにしましょう。

消しゴムの作り方~工場編~

では、さっそく工場での消しゴムの製造工程を紹介しましょう。この機会に、ぜひどうやって作っているのかを見てください!

材料を混ぜる

このあとの「消しゴムの使い方」のページでもふれているのですが、消しゴムの材料はポリ塩化ビニールという熱可塑性(ねつかそせい)プラスチック、可塑剤(かそざい)などです。これらの材料の量をそれぞれはってから、すべて機械のなかに入れて、よく混ぜ合わせます。この材料は、よく車などを洗うときに使うビニールホースとほとんど同じなんですよ。

結合する

しばらく加熱しながらまぜ合わせていくと、しだいにプラスチックの原料と可塑剤がくっついていきます。ここまできたら加熱温度や時間を変えて、ちょうどいい固さに調整します。このとき、すっかりくっついてしまうとビニールホースが出来上がってしまうので、気をつけなければなりません。

成型する

さて、次はいよいよ消しゴムの形作りです。できた生地を成型していくのですが、これには3つの方法があります。

押し出し

消しゴムの生地を管のなかに流して固める方法です。長いかまぼこ板のような形になります。

圧縮(あっしゅく)

うすい板のような形をした型に流して、上からつぶして固める方法です。野球のホームベースを大きく引き伸ばしたような形になります。

射出(しゃしゅつ)

あらかじめ消しゴムの大きさに作られた型に流し込んで固めます。たこ焼き器のような感じですね。キャラクターものの消しゴムなどを作るときに、よく使われます。

切る&包装する

成型が終わったら、消しゴムのサイズに切っていきます。これも、もちろん機械で切ります。そうして切り終えた消しゴムは1つ1つ、スリーブとよばれる紙ケースに入れられて包装されます。これで消しゴムの出来上がりです。あとは店頭に並べられます。

※熱可塑性(ねつかそせい)とは?

常温では変形しにくいけれど、加熱するとやわらかくなるので成形しやすくなり、冷やすとまた固くなる性質のことをいいます。

消しゴムの作り方~家庭編~

お店で売っている消しゴムを買うだけでなく、家で作ることもできるんですよ。手作り消しゴムについては「手作り消しゴムで遊ぼう!」の項目でもっといろんなものを紹介していますが、ここでは1つだけ、粘土消しゴムのキットを使った作り方を紹介したいと思います♪この粘土消しゴムは、文房具屋さんやおもちゃ屋さん、通販などでも買うことができます。このキットを使えば、さまざまな形の消しゴムを自由に作れます。私の知っている限りでは、粘土をこねて形を作り、鍋で10分煮て固めるタイプとオーブントースターの余熱で固めるタイプの2種類があります。色をまぜて作ることもできるので、オリジナルの消しゴムが簡単に作れちゃいます!子供だけでなく、大人も楽しめる手作り消しゴムです。消しゴムや粘土が好きな人ならハマると思いますよ!

色んな消しゴムの作り方

消しゴムにはやわらかいものから固いものまで、さまざまなタイプがあります。作り方の手順はどんな消しゴムも同じですが、材料のプラスチック原料と可塑剤の割合を変えれば色んな固さの消しゴムを作ることができます。消しゴムの固さは消しやすさにも関係してくるので大切なポイントなんですよ。消しやすい消しゴムは黒い粒をよく吸い取って、こすりつけることで表面がはがれやすく,新しい部分がすぐに出てきます。一方で消しにくい消しゴムというのは、これと反対のことが言えるでしょう。消しカスの量を比べてみることで、消しゴムのタイプごとの性能を知ることもできるんですね。そのほか、キャラクターをかたどった消しゴムは、形がくずれないように少し固めに作られていると思います。そのため、かたすぎで字を消すには向いていない、なんてこともあるのではないでしょうか。私自身もキャラクター消しゴムは集めて楽しむものだと思っています!